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Channel: 銀幕と緑のピッチとインクの匂い
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男子フィギュア ショートプログラム PART1

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 いよいよ始まりました。

 でも、第1グループは知っている人がいません。申し訳ないですが、まったり見させてもらいます。
 
 ベルギーの選手の登場です。ベルギーといえば、ヴァン・デル・ペレンだなあ。彼は、ハンサムではないですが、4回転に挑戦していて(4回転不毛時代に)格好良かった!

 第1グループだと、なかなか4回転を持っている選手はいませんねえ。

 5番目登場のミハエル・クリスチアン マルティネス君は、17歳。今大会ただ一人の(すべての競技で)フィリピン選手ですって。冒頭から、トリプルアクセルを決めました!ミスはありましたけれど、ビールマンスピンで終わりましたよ。いやいや、立派。

 カザフスタン、出場枠2枠あるんだ。デニス・テンが頑張ったんだね。

 第2グループ。プルシェンコが出てきました。31歳の帝王。ロシアコールが響き渡っています。プルの次に演技する人はやりにくいだろうなあ。団体戦の時の真央ちゃんで、身に沁みましたあせる 

 練習を見ていると、ちょっとプルシェンコの具合が心配。大丈夫?
 
 何と、何と、プルシェンコが演技を棄権。帝王、何という……。物凄く腰が痛そうです。プルシェンコ、無理して団体戦を滑ったんだろうなあ…。それで、母国に金メダルをもたらした。練習では、ジャンプを一度も跳ばなかったし、見るからに痛そうでした。観客は落胆したでしょうが、この状態で団体の神演技をしたプルシェンコに心からの拍手を送りたいです。

 次の滑走者のエストニアのロマネンコフ。突如のプルシェンコの棄権で、想定が狂ったと思いますが、落ち着いて良く滑りました。

 イタリアのパルキンソン。団体戦で出てきた人ですね。この人、あの『運命』を使っているんですよ。で、♪ジャジャジャジャ~ンって来るところで、4回転を跳びました。残念ながら失敗。

 さあ、アメリカのジェレミー・アボットの登場です。何と、最初の4回転で転倒して、脇腹を強打。しばらく動けない状態から、立ちあがって演技を始めました。その後に、トリプルアクセル、ルッツもしっかり決めました。頑張ったね、ジェレミー。涙が出ました。でも、72.58。首位です。
 
 しかし、このリンクには、魔物が住んでいます……。

 このグループの最終滑走者は、ルーマニアのゾルターン・ケレメン。子供の頃に、右目の視力を失ったそうです……。それでも、競技を続けることを選んだ……。トリプルアクセル、決まりました。

 有名な選手、失礼ながら名前を知らなかった選手。どの選手にも、過酷なロングアンドワインディングロードがあるのだと痛感……。


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