男子バレー3位決定戦は、3-0でアメリカが勝って、銅メダルを手にしました。アンダーソンさんが、銅メダルだけでも持って帰りたいと言っていましたから、良かったです。アンダーソンさんもホルトさんも、37歳。多分、もうこれで見納めなんだろうな、と思うと、涙が出てきそうです。長く見てきた人たちですから。リオでも銅メダルを持っているので、他の色のメダルが良かったはずですが、手ぶらで帰るよりは良かったです
しかし、日本がどうしても1点を獲れなかったイタリア。結局、フランスにもアメリカにも、3-0で負けました。何が違うのかなあ。やっぱり、フランスやアメリカは、試合巧者だと思います。そして、ミスも少ない。イタリアは若いチームですから、のせると怖いチームですが、その前に、フランスやアメリカは押さえているんですよね。そこが、日本との違いかと思います。あと1点必要なところを獲れた両国と、獲れなかった日本。小さな差のようで、凄く大きな差。これからの日本の課題ですね。でも、あれだけの高さとパワーを備えたイタリア相手に良くやったと思います。
さて、3位決定性の後は、男子サッカー決勝を見ました。なんとかトロワ、試合開始前に、棒で3回突く儀式をアーセン・ベンゲル監督が務められ、観客席には、首相の他、デシャンやジョルカエフもいました。懐かしい顔だ!
試合は、早いうちにフランスが1点先制し、良いムードだと思ったんですが、そんなにスペインは甘くなかった。あれよあれよという間に、3点獲られ、3-1で試合終了かと思ったのですが、セットプレーからの逆襲の1点と、PKの1点でフランスは追いつきました。そして、延長。また、スペインに1点獲られ、まさかまさかの絵に描いたようなカウンターも被り、5-3で負けてしまいました。ああ、アンリの応援をしていたのに。ユーロ、五輪、と制覇して、またしばらくスペインの時代が続くのでしょうか。バレンシアのディエゴ・コスタを招集していたのに、使わなかったのは何故?バルサの育成組織じゃないから?
そして、男子の4×100mリレー。陸上競技の花形であり、日本が得意とする種目です。さすがに、起きて見るのはもうきつかったから、録画して見たのですが、5位と残念な結果に終わりました。アメリカが失格するんですから、何が起きるかわかりません。三走抜群のコーナーワークを誇る桐生選手が四走の選手に渡す時は、トップだったんですけれどね……。非常に残念でした。サニブラウンがアンカーじゃいけないのかしら?合流が遅れたから、あまりチーム練習をしていないということですけれど、何故こんな大事なオリンピック前に合流が遅れたんでしょうね。400mリレーは、期待していただけに残念でなりません。