一瞬で人を傷つける。
一瞬で人を傷つける。
17日は、
アーミン・ミューラー=スタールの85回目のお誕生日です
昔から年配の役が多かったので、まだ若かったのかと驚きました。ジェシカ・ラングの父親役を演じた『ミュージック・ボックス』。重い映画でした。こういう映画をDVD化して欲しいです。『わが心のボルチモア』も好きな映画。『シャイン』もありました。悪役から善人まで何でも演じます。この人、好きだなあ。
ミラ・ジョボヴィッチの40回目のお誕生日です
『バイオハザード』で戦う女の代名詞に。良い悪いは別にして『ジャンヌ・ダルク』は印象的でした。夫は、ポール・S・アンダーソン。元夫は、リュック・ベッソン。
クレア・フォラーニの44回目のお誕生日です
『ジョー・ブラックによろしく』のブラッド・ピットの相手役だった人。『ザ・ロック』では、ショーン・コネリーの娘役でした。
ジョバンニ・リビシの41回目のお誕生日です
『プライベート・ライアン』のライアンを探しに行く中の衛生兵。若かったです。『フレンズ』では、フィービーの弟役。『60セカンズ』などにも出演。若い若いと思っていましたが、40を超えましたか。『L.A.ギャングストーリー』では、悪をやっつける一団のひとり。通信担当でした。
ローリー・ホールデンの46回目のお誕生日です
TVドラマ版の『荒野の七人』の紅一点でした。新聞社から何かを経営していたのかなあ。ロバート・ボーンの娘役だったかなあ。以上は、いい加減な記憶なので、信用しないでください。『ウォーキング・デッド』の生存者のひとりアンドレアです。父は、グレン・コーベット。知らなかった!
ビル・プルマンの62回目のお誕生日です
『インデペンデンス・デイ』の戦う大統領です。『あなたが寝てる間に…』の弟役が良かったな。『トーチウッド』にも出ていました。
バーナード・ヒルの71回目のお誕生日です
『ロード・オブ・ザ・リング』のセオデン王。まだ若かったんだ!
リチャード・ロングの88回目のお誕生日です
『バークレー牧場』の長男ジャレッド。この人の面白いところは、牧場経営だけでなく、弁護士でもあったこと。『ぼくらのナニー』というドラマが人気だったようです。『オーソン・ウェルズ IN ストレンジャー』で、ロレッタ・ヤングの弟役。この映画は、深く印象に残りました。あまり有名じゃないのかな。良い作品なんですけれどね。
カティナ・パクシノーの115回目のお誕生日です
『誰が為に鐘は鳴る』のゲリラ側の女性ボス。イングリッド・バーグマン演じるマリアを何かとかばって、可愛がっていました。
マリリン・ハセットの68回目のお誕生日です
『パニック・イン・スタジアム』に出ていました。若い女性。足が悪かったかな?いや、あれは違う作品か?記憶が錯そうしています。
18日は、
スティーブン・スピルバーグの69回目のお誕生日です
説明の必要ないですね。最初に見たのは、TVですが、『ジョーズ』だったかな。それとも、『激突』だったかな。『ジョーズ』だった気がします。海では泳がない!と誓った映画でした。『E.T.』は年末上映だったけれど、凄くロングランしていて、ゴールデンウィークに見に行きましたが、それでも混んでましたっけ。『ジュラシック・パーク』も行きました。ジュラパで興行的成功を治めて、同時に『シンドラーのリスト』のような映画も作ってしまうという硬軟入り混ぜた作り方には、ちょっと驚きました。妻は、ケイト・キャプショー。元妻は、エイミー・アービング。
ブラッド・ピットの52回目のお誕生日です
トム・スケリット目当てに見に行った『リバー・ランズ・スルー・イット』で見たのが最初。監督のロバート・レッドフォードの若き日にそっくりだったので驚きました。あの頃は、本当に似ていた。今はそうでもないですね。あの映画で人気爆発しましたね。実は、私はお兄さん役のクレイグ・シェーファーの方が好きだったんですが。現妻アンジェリーナ・ジョリーとは、パートナー時代から華々しい話題をまき散らし、ブランジェリーナと呼ばれていました。元妻は、ジェニーファー・アニストン。自分から切望して『フレンズ』のゲストに出てきたのに……。
ケイティ・ホームズの37回目のお誕生日です
私は見てなかったんですが、『ドーソンズ・クリーク』のレギュラーとして人気が出ました。『バットマン・ビギンズ』のヒロイン。元夫トム・クルーズとこれまた話題を振りまきました。
レイ・リオッタの61回目のお誕生日です
ちょっと意外な年齢でした。あの綺麗な目が、逆に怖いんですよね。『不法侵入』なんて怖かった。『フィールド・オブ・ドリームス』のシューレス・ジョー。『ドク・ソルジャー/白い戦場』なんて結構好きでしたね。『ハンニバル』は怖すぎて、終わりの方は全く見ていません…。
ブリジット・メンドラーの23回目のお誕生日です
『グッドラック・チャーリー』の長女テディ。彼女は、綺麗だなって思います。シンガーソングライターで、主題歌も自分で歌っています。
クリスティーナ・アギレラの35回目のお誕生日です
キャスパー・ヴァン・ディーンの47回目のお誕生日です
ハンサムなんですよね。ロバート・ハインラインの『宇宙の戦士』を映画化した『スターシップ・トゥルーパーズ』の主人公ジョニー・リコ。気持ち悪い映画なんですが、何故か劇場で見ています。しかし、彼はハンサムでした。『スリーピー・ホロウ』にも出ています。『ビバリーヒルズ青春白書』の、大学の先輩で、いいところのお坊ちゃんで、ドナともう一人誰だったかなあ、三角関係になるんですよ。とにかく、ドナの彼氏は、みんなハンサムで羨ましかったです。
レイチェル・グリフィスの47回目のお誕生日です
この人を初めて知ったのは、『ミュリエルの結婚』。ABBAの音楽を散りばめた素敵な映画で、ABBAになりきって、ステージの上で「ウォータールー」を歌っていた姿が、ばっちり目に焼き付いてしまいました。『オールドルーキー』では、デニス・クエイドの妻役でした。『ブラザーズ&シスターズ』では、ウォーカー家の長女でしっかり者のサラです。同族会社の社長を務めるキャリアウーマンでもありました。実際は、キティ役のキャリスタより年下だったんですね。
ベティ・グレイブルの99回目のお誕生日です
第二次大戦中のピンナップガール(兵士がポスターを貼ったりする女性)として、一番人気があった人です。チャーミングなセクシーさがあったように思います。第二次大戦を描いた映画を観れば、彼女のポスターが当たり前のように貼ってあったりします。実は、この人の映画はあまり見ていなくて、ぱっと浮かぶのは、『百万長者と結婚する方法』。お金持ちとの結婚を夢見る3人のひとりでした。
19日は、
エディット・ピアフの100回目のお誕生日です
100歳おめでとうございます。フランスが誇る歌姫も、もう100歳ですか。ピアフの歌は好きです。何と言っても『愛の賛歌』ですね。婚約者を失った彼女は、この歌を歌った時、どんな思いだったのでしょう。その歌唱があったからこそ、後世に残る名曲になったのかもしれませんが、辛いことです。
ロバート・ユーリックの69回目のお誕生日です
この人は好きです。ハンサムで格好良い。『ダーティハリー2』の白バイ警官のひとりです。『S.W.A.T.』の若きジム・ストリートで人気に。『ベガス』『モンタナへの道』などに出演。『私立探偵スペンサー』シリーズにも主演して、人気シリーズになりました。この作品は、作者のロバート・B・パーカーが主人公にロバート・ユーリックを想定して書いたという話もあります。しかし、ユーリックは55歳でがんのために早逝。その後のスペンサーは誰が演じたのかと気になりました。妻は、ヘザー・メンジーズ。
ゴードン・ジャクソンの92回目のお誕生日です
この人も割と好きです。ハンサムでもなく、地味なんですけれどね。出会いは、『大脱走』。リチャード・アッテンボローが演じるビッグXの相棒マクドナルド中尉です。ビッグXと一緒に逃げましたね。役柄は、'Intelligence' 。マクドナルド中尉、何故か好きだったんです。『特捜班CIー5』のボス。『野をかける白い馬のように』では、マーク・レスターの父親役でした。
この写真でわかるかな?
21日は、
ジェーン・フォンダの78回目のお誕生日です
大好きな女優さんです。知性的、自立した女性、あの頃そういう役は常に彼女のためにありました。60年代の『キャット・バルー』や『裸足で散歩』の彼女はキュートでした。夫のロジェ・ヴァディムによる映画の彼女は艶っぽかった。でも、本領発揮は70年代以降だと思います。好きなのは、『ジュリア』。リリアン・ヘルマンの自伝で、幼馴染の親友のために命を張る役でした。『帰郷』の彼女も素晴らしかったです。『チャイナ・シンドローム』も良かった。見るチャンスがないのですが、『人形の家』も見たい作品です。あと、異色だったのが『ひとりぼっちの青春』。そして、泣いたのが『黄昏』です。色々あった父のヘンリー・フォンダのために、ジェーンが作った映画。親娘共演しました。映画の中のぎこちなさが、彼らの実人生に重なって、胸に迫るものがありました。ヘンリーが、オスカーを貰った時には病気で授賞式に出席できず、ジェーンがオスカーを掲げて、「パパ、すぐに行くわ!」と言いました。あのシーンでは、涙がぼろぼろ。そして、ヘンリーは天に召されました。最後に親子が和解して良かった……。ハリウッドを代表する大女優が、ひとりの娘に帰った瞬間でした。父は、ヘンリー・フォンダ。弟は、ピーター・フォンダ。元夫は、ロジェ・ヴァディム、トム・ヘイドン、テッド・ターナー。
今日は、『クリスマスの12日間 The Twelve Days of Christmas』。そんな歌知らない、と思われた方でも、曲を聞けば知っている!と思われるのではないのでしょうか。
歌詞を良く知らなかったのですが、歌詞を一緒に見ながら聞いてみると、とっても楽しい歌ですよね。掛け合いみたいに歌っているのも面白いし。どんどんプレゼントが増えて行くのも面白い。ちなみにクリスマスの12日間というのは、12月25日から1月6日のことだそうです。これは、ローマカトリックの教会暦によるものだそうです。
みんなで楽しめる面白い歌なんだと素直に思っていたら、思わぬ発見が!実は、この歌は、大きな暗号を秘めた歌だった!?元は英国の歌だったんですが、独自に英国国教会を創設してカトリックを禁じた16世紀に、信者たちが自分たちの思いを歌に込めたんですって!驚きですね。以前あるブログで読ませて頂いた内容ですが、残念ながらそのブログはなくなってしまったので、ご紹介出来ません。
この歌というと、映画『大脱走』で、トンネル堀りをしている音を誤魔化すために、外で合唱しているシーンを思い起こすのですが、この歌が大いなる暗号を秘めた歌だとすると、何だかそのシーンにますます重みが加わるように感じます。
それでは、歌詞付きの動画をどうぞ。
22日は、
ヘクター・エリゾンドの79回目のお誕生日です
『サブウェイ・パニック』の犯人4人組のうち、一番ぶち切れていた役です。彼だけは何をやらかすかわからなかった。これは、名画です。そんな彼も、年を取ってきて、『プリティ・ウーマン』や『プリティ・プリンセス』で、若い女性にアドバイスをする素敵なおじさまになりました。
ラルフ・ファインズの53回目のお誕生日です
『シンドラーのリスト』のナチスの将校。収容所を牛耳っていました。もう憎らしくって憎らしくって。人を射撃の的にする姿には、怒りと恐ろしさを感じました。『アメリカン・スナイパー』にも出ていました。ハリー・ポッターシリーズでは、名前を言ってはいけないあの人を演じているようですね。『イングリッシュ・ペイシェント』もありましたね。この人って、レイフって名乗ってましたよね、前は??
ディナ・メイヤーの47回目のお誕生日です
『スターシップ・トゥルーパーズ』でジョニー・リコと同じ隊で戦う強きヒロインを演じていました。『ビバリーヒルズ青春白書』では、大学のジムでブランドンと知り合う彼女だったかな?『ドラゴン・ハート』も印象的だったんですが、お姫様だったか何だったか。彼女のことだから、やっぱり戦うヒロインかな。
ヴァネッサ・パラディの43回目のお誕生日です
女優、歌手。『ハーフ・ア・チャンス』で、アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドと共演。どちらかの娘じゃないか、という何とも贅沢な役柄でした。『奥様は魔女』の彼女も美しかったです。元パートナーが、ジョニー・デップ。こんな綺麗でチャーミングな人を……。
ジャン=バティスト・モニエの25回目のお誕生日です
大人になりましたね。『コーラス』の子供たち側の主役だった少年です。「天使の顔をしているけれど、心は悪魔」なんて先生に言われる問題児でした。でも、ひとたび歌い出せば、まさしく天使の歌声。心が癒されました。そして、映画には号泣しました。どんな大人になりましたかね?なかなか、日本には作品が入ってきませんから、見られなくて残念です。
ペギー・アシュクロフトの108回目のお誕生日です
『インドへの道』のやんごとなき老貴婦人です。
モーリス&ロビン・ギブの66回目のお誕生日です
ビージーズの兄弟の2番目と3番目の双子。ふたりとも、早く逝ってしまいました。
23日は、
エステラ・ウォーレンの37回目のお誕生日です
『ドリブン』『猿の惑星 Planet of the Apes 』のヒロイン。
コーリー・ハイムの44回目のお誕生日です
80年代の人気子役。劇場に見に行ったのですが、邦題が思い出せない『Firstborn』の主人公の弟役でした。『ロストボーイズ』にも出ていました。
フレデリック・フォレストの79回目のお誕生日です
『ファミリー』の癌に冒されるアン=マーグレットの夫。頼りない夫でした。『地獄の黙示録』『フォーリング・ダウン』などに出ています。
ハーリー・ガーディノの90回目のお誕生日です
『ダーティ・ハリー』に出ている人。ああ、何の役でしたっけ??教えてください!警察の人でしたよね。イーストウッドファミリーで、ダーティ・ハリーシリーズにも他にも出ています。
ステファン・アーングリムの60回目のお誕生日です
『巨人の惑星』の男の子。見ていなかったんですけれど。妹は、『大草原の小さな家』のネリーちゃん、アリソン・アーングリム。
ジェラルド・S・オローリンの94回目のお誕生日です
『ジョーイ』のジョーイたち兄弟のパパです。この映画は、泣いた映画ベストいくつですね。『頑固じいさん孫3人』の、ガス爺さんのお友達カプランさん。良い人でした。
クリスマスに雪はふるの? [DVD]/オンリー・ハーツ
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Y AURA-T-IL DE LA NEIGE A NOEL?
1996年フランス映画 カラー 90分
監督 サンドリーヌ・ヴェイセ
出演 ドミニク・レイモン ダニエル・デュヴァル ジェシカ・マルティネーズ アレクサンドル・ロジェ
南フランスの農村。パパとママと7人の子供たちが営む農園があった。ママは優しいが、パパは厳しい。小さな子供も容赦なく、農産物の刈り入れにこき使われる。中学生の長男に至っては、畑を作る仕事をひとりで担っているにも関わらず、父親に叱責され、不満が溜まっている。一日の仕事が終わると、父親は帰っていく。父には本宅があるのだった……。
藁の中で子供たちが遊ぶシーンから映画が始まります。子供たちの楽しそうな笑い声。季節は夏。夏休みを思い切り楽しむ姿です。しかし、すぐに父親から呼ばれます。作業を手伝え、と。その一言で、子供たちは、今までの遊びの世界から、農作物を刈り入れたり、仕分けしたりする、現実の世界に引き戻されるのです。その仕事をするのは、真ん中の4人の子供たち。長男ブリュノは、ひとりで力仕事を引き受け、長女ジャンヌは、末っ子の赤ん坊の世話をします。子供は全部で7人。上の子以外は、年が近いので、最初のうちは誰が誰だかとまどいます。
場所は、南フランス、プロバンス地方。誰もが憧れる、陽光降り注ぐ、美しく、食べ物が美味しい地方です。ただ、その食べ物を作り出す農家の人たちは大変。現実の農家の大変さを、これでもか、と厳しく描いていきます。
ママは、農作業を一日頑張り、子供たちの世話もする働き者。どんなに疲れていても、子供たちを抱きしめ、愛しているといい、大きな大きな愛で、子供たち全員を包み込んでくれます。でも、ママはパパの本妻ではないのです。
では、さぞかし本妻は御立腹だろうと思いきや、そうでもない。もうあきらめたのかもしれませんが、手伝いに来た子供たちを受け止めます。本妻の子供たちは、もう大きいのですが、そのうちの二人は、ママの家の農作業に従事しています。実に、不思議な関係の上に彼らは成り立っているのです。ただ、ひとつだけ言えることは、パパはワンマンだということ。大きな息子たちでさえ、パパの言うことには逆らいません。
夏が終わり、学校が始まり、子供たちも農作業ばかりの一日から解放されるようになります。しかし、学校に行けば、私生児と呼ばれる……。そんな弟をかばう姉。7人のきょうだいたちは、ママと共に小さな家で、必死に助け合いながら生きているのです。
でも、決して苦しいだけの物語ではありません。子供たちが、学校に行く時に、傘の代わりに大きなシートを4人で頭の上に掲げて出かけていくんです。その可愛いこと!大きな子たちは、上の学校で、それなりの出来事にも直面します。
やがてクリスマスの季節がやってきて、子供たちが総出でツリーを飾る時にみんなで歌う『ジングルベル』のフランス語版の歌も可愛い。
そして、何と言っても、子供たちがとても可愛いのです。よくぞ、こんな可愛い子たちばかり探してきたな、と感心するくらい可愛いのです。
ママ役の、ドミニク・レイモンは、大熱演です。農家の主婦として、大変な毎日で疲れ切りながらも、子供たちひとりひとりの言うことに耳を傾けることを忘れません。素敵なお母さんです。
極力音楽も排した静かな映画です。額を伝う汗と、むせかえるような玉ねぎの匂いが感じられるようなリアルな映像です。季節の移ろいと共に、一家はどうなっていくのか……。
佳品です。
トレイラーです。
再掲
いくら半額になっていたからといって、どうしてこんなケーキを買ってしまったのか。博はバスの座席に腰掛け、膝の上に置いたクリスマスケーキを見ながら思った。少しくたびれたコートを着たサラリーマンらしき男が生クリームにするか、チョコレートにするか、バタークリームにするか、延々と迷っているのを横目で見ながら、気がついたら自分もクリスマスケーキを求めていた。せめて、一番小さいケーキにすればよいものを、なぜか真ん中の大きさのケーキを買ってしまった。一人で食べきれるはずもないのに。
12月25日の9時過ぎのバスは空いていた。数人のサラリーマン。うち、一人はやはり大きなクリスマスケーキの箱を持っている。あれも半額だったんだろうか。ふと、博は思った。パーティの帰りだろうか。着飾ったOLが一人。そして、子供が一人。小学生らしきその男の子は、リュックサックを背負い、一人窓の外を眺めている。やれやれクリスマスにも塾なのか。
数分もうとうとしただろうか。
「次は平和が丘」
アナウンスが告げた。博が慌てて、ブザーに手を伸ばそうとする前に、少年がブザーを押した。
先に降りた少年は、バスストップの前からなかなか動こうとしなかった。親の迎えが間に合わなかったのか、博はそう思いながら家への道に向かおうとした。街灯はついているが、人通りはなく、家々の明かりだけが人間の気配を感じさせている。博はふと気になり、もう一度、バスストップの方を振り向いた。少年は、一生懸命路線図を見ている。
「どうかしたかね」
博は思いきって声をかけた。
少年は一瞬警戒した顔つきになった。が、やがて口を開いた。
「あの、ここって平和が丘ですよね」
「そうだよ」
「平和が丘団地ってどう行けばいいんですか」
「団地のどこかな。すごく広いんだよ。平和が丘1丁目から3丁目まであって、全部団地になってるんだが」
少年は途方に暮れた顔をした。一体、何だってこんな夜遅くに子供が一人で、団地探しなんかしてるんだ。博の方が疑問に思う番だった。
「わからないんだね。交番に行ってみようか。きっと見つけてもらえるよ」
「いいんです」
少年は慌てて言った。
「いいって」
「大丈夫。自分で見つけられると思います」
「番地もわからないのに?一体誰の家を探しているんだい。友達か。電話番号はわからないのかい」
少年はかぶりを振った。
「パパなんだ。でも、ずっと小さいとき会ったきりで。平和が丘団地に住んでるらしいって、それしかわからない」
博は絶句した。
「ずいぶん無茶だな。うーん。やはり交番に行くのが一番いいよ。一緒に行ってあげよう」
「いいんだ。警察は困るんだ。僕家出したんだから」
言ってから、少年はしまったという顔をした。
クリスマスに家出少年。とんだ事件に介入してしまったものだ。博は、少々うんざりしてきた。車がヘッドライトを浴びせて、通り過ぎていった。
「浜崎淳一君っていうのか」
博は言った。
「どうして知ってるの」
少年は心底驚いた様子で聞いた。
また、車がライトを浴びせて通り過ぎていく。博は少年のリュックサックの名札を指し示した。
「ここは寒いな」
博はぽつりと言った。
「クリスマスケーキを買ってしまったんだ。ほら、これ、大きいだろう。半額だって言われてつい、ね。ところが、おじさん一人暮らしだから食べきれないんだ。それで、どうだい。とりあえず、おじさんの家に来て、温かい紅茶でも飲みながら、ケーキを食べて相談するっていうのは」
少年は明らかに困惑した様子だった。
「こんな物騒な世の中だからね、知らない人についていけないよな。だけど、困ったね。ここに君を一人にしておくのも、心配だし」
「僕行くよ」
少年はきっぱり言った。
「おじさん、悪い人に見えないもの」
淳一が博についてきたのは、博の人柄云々よりケーキにひかれたためだったのだろう。よほど、おなかがすいていたらしく、ケーキを何切れもお代わりし、紅茶も三杯も飲み、食べ終わった頃にはまだ見ぬ父親のことなどすっかり忘れた様子で、こたつでくつろぎ、身の上話など始めていた。
「ママがいけないんだ。せっかく、クリスマスだっていうのに、斉藤のおじさん連れてきて。おまけに結婚するって言うんだ」
淳一はふくれっ面で言った。
「ふーん。それはショックだったね」
淳一は嬉しそうな顔になった。
「おじさん、よくわかってるね。そうだよね。子供の気持ちなんか、全然考えてないんだよ」
「それで、淳一君はその、斉藤のおじさんが嫌いなのかい」
「そういうわけじゃないけど」
淳一は困ったように言った。
「意地悪なおじさんかい?」
「そんなことないよ。親切にしてくれるよ」
「それじゃあ、問題ないんじゃないかな」
「問題あるよ。大問題だよ」
淳一は声を張り上げた。
「ママと結婚するんだよ。夫婦になるんだよ。ママと僕はずっと二人だけで暮らしてきたんだ。二人だけで助け合ってきたんだ。なのに、どうしてさ」
博はもう一杯紅茶をついだ。
「なるほど。ママを取られたくないわけだ」
淳一は赤くなった。
「違うよ。僕そんなに子供じゃないよ」
淳一は照れを隠すように紅茶を一口飲んで、テレビの方に目を向けた。
「ビデオテープがいっぱいあるんだね」
「好きでね」
「おじさん、一人で寂しくない」
淳一は無邪気に聞いた。
「淋しいときもあるけれど、一人は気楽だよ」
「ふーん」
淳一はテープの背のラベルを眺めていた。
「ワールドカップだ!」
急に淳一が素っ頓狂な声を上げた。
「UAE戦、カザフスタン戦、韓国戦。これってもしかして、この前のワールドカップの予選?」
「そうだよ。サッカー好きかい?」
「大好き。僕将来Jリーガーになるんだ」
淳一の目は輝いていた。
「それは頼もしいね。好きなチームは?」
「ジュビロ!ゴンだよ。絶対、ゴン!」
「カザフスタンとイラン戦、活躍してたね」
「そうなんだ。なのに、ママったらイラン戦の途中でもう寝ろって言うんだよ」
「それは酷だな」
博が笑いながら言った。
「そうだよ。ママはサッカーのことなんか何にもわかってないんだ。何回説明してもだめなんだ。イラン戦だって、すごく大事な試合だって言ってるのに、明日の学校の方が大事だって。いやになっちゃうよ」
「もう一切れ食べるかい」
博はそう言ってケーキを切り分けた。
「うん」
淳一は嬉しそうにまたケーキをぱくついた。
「女の人はサッカーがわからない人だっているさ。男にだっている。斉藤のおじさんはどうなんだい」
「サッカー好きみたい。でも、きっと僕に合わせてるだけだよ」
「そうだとしたら、君に好きになってもらいたいんだね」
「そんなことで好きにならないよ」
「でも、お父さんが出来たらいいと思わないかい。サッカーの話もできるし、試合だって連れていってもらえるかもしれない」
「無理だよ、そんなの」
淳一は少し寂しそうに言った。
「どうして」
「斉藤のおじさんには僕は邪魔なんだよ。いなければいいんだ」
「そう思ってたら、君の機嫌なんかとらないよ」
「とにかく、結婚はいやなんだ」
淳一は叫ぶように言った。
「でも、お母さんはどうなのかな。お母さんは寂しいんじゃないかな」
「そんなはずないよ。僕がいるもの。僕がずっとお母さん、守るもの」
「でも、君はJリーガーになるんだろう。Jリーガーになったら大変だよ。あっちこっち遠征に行かなくちゃいけないし。お母さんのそばにはとてもいられないだろう。それに、どうせなら、ナショナルチームも狙わなくちゃ。ワールドカップ、出たくないかね」
「ワールドカップ」
淳一の瞳が夢見るように輝いた。
「君が大人になる頃は日本ももっと強くなってるかもしれない。いや、強くしていかなくてはね。君はサッカー選手になって世界に出て行くんだ。君の代わりに、誰かお母さんのそばにいてくれれば君も安心だろうに」
淳一は考え込んでいる様子だった。
「頑張れば、ナショナルチームに入れるかな」
「勿論さ。これから一生懸命練習して、頑張っていけばね。難しいことではあっても、不可能ではないんだよ」
「ワールドカップか、いいな」
淳一はぽつりとつぶやいた。
「ところで、イラン戦のビデオが撮ってあるんだけど、見るかい?」
「見る、見る」
淳一は声を弾ませて言った。
「どうしてわかったの」
博が車の中にすっかり寝入った淳一を運び込んだ後に、咲子が聞いた。
「リュックサックに名札がついていてね」
「助かったわ。もうどうしようかと。方々探したのよ。まさか、ここにいるとは」
「平和が丘団地という名前だけを頼りにやってきたらしい」
「とにかくよかった。ありがとう」
久しぶりに見る咲子はさすがに年を取ったが、まだまだ美しかった。何よりも、以前のように生活やつれしたところがなかった。
「再婚するんだってな」
咲子は少し間をおいて答えた。
「ええ」
「いい男か」
「ええ。私も淳一も大切にしてくれる。ただ、あの子が懐かなくて」
「うまくいくさ。時間が解決してくれるよ」
「そうね。じゃあ、私行くわ。元気でね」
「君も」
博は後ろの席で眠っている淳一の姿をもう一度見つめた。
「Jリーガーになるんだ」
嬉しそうに言っていた淳一の声が頭に響いた。
咲子は運転席のドアを開けて、もう一度博を振り返った。
「幸せになれよ」
博が言った。
「ママ、大変だ」
家のポストから戻った淳一は封筒を振りかざして、慌てて咲子の元に走ってきた。
「どうしたの」
「手紙だよ」
「誰から」
「サンタクロース!」
咲子は怪訝そうにその封筒を見つめた。
「だって見てよ、ほら。サンタクロースより、って書いてある」
淳一は封筒の差出人の欄を指し示した。そこには確かに「サンタクロースより」と書いてある。
「開けてみたら」
咲子は穏やかに言った。
「クリスマスは終わってるよ」
「そうね。北欧は遠いから、郵便渋滞で遅れたのかも。とにかく開けてみたら」
淳一はおそるおそる封を開けた。
「あっ!」
大きな声で叫ぶと淳一は中に入っていたものを取り出した。
「すごい!天皇杯のチケットだ。ジュビロの試合だ」
淳一は小躍りしそうな勢いだった。
「ジュビロだ。ジュビロだ」
淳一は変な節を付けて歌いながら、咲子の周りをくるくる回っている。
「ねえ、三枚も入ってる。サンタさんって、気前がいいね」
咲子はチケットを受け取って眺めた。
「そうね。気前のいいサンタさん。それに、さすがに淳一がジュビロファンだってことも研究済みなのね」
「ねえ、ねえ、行っていいでしょう」
「サンタさんの贈り物に駄目とは言えないわね。山下君たちを誘ったらいいわ」
咲子はチケットを淳一に返して言った。
「うん」
淳一はじっとチケットを見つめていた。夢にまで見たジュビロの試合。生で試合が見られるなんて本当に夢みたいだ。ゴンがゴールを決めますように。きっと決めてくれるさ。僕もいつかジュビロの選手になりたい。ゴンみたいに。ちょっと図々しいかな。でも、夢はでっかく持たなくちゃ。
淳一は咲子を見た。なぜか、今日の咲子はいつもみたいに
「また、サッカー」
と、おこごとを言わない。やっぱり、サンタクロースの威力はすごい。
「あのさ、ママ」
淳一は言いにくそうに言った。咲子が不思議そうに淳一を見た。後の言葉はなぜかスムーズに口から出てきた。
「どうかな。ママと僕と、それから、斉藤のおじさんの三人で行くっていうのは」
24日は、
エヴァ・ガードナーの93回目のお誕生日です
大好きな、大好きな女優、エヴァさん。初めて知ったのは、『キリマンジャロの雪』でした。私は、当時中学生。この映画で、グレゴリー・ペックに一目惚れし、共演していたエヴァさんのファンにもなったのでした。店の片隅で、煙草と煙草で火をつけるシーン。煙草は嫌いなので真似したことはありませんが、素敵なシーンでした。それから、『ショウ・ボート』のショウ・ボートの花形女優。ショウ・ボートが着いて、華やかなレビューが始まって、それが一旦静かになってひとり登場するエヴァさんの美しかったこと!『モガンボ』は、グレイス・ケリーが大好きな私でも、エヴァさんの方が一際輝いていました。グレゴリー・ペックと共演の『渚にて』。ラストが忘れられません。『ショウ・ボート』といい、この人はラストが印象的な役が多い気がします。『北京の55日』の馬車を駆る姿。『うたかたの恋』のエリザベート妃。どの役も皆美しかったです。90年代前半、朝のニュースを見ていた私の耳に、突然エヴァさんの訃報が入りました。まだまだ若い年齢でした。エヴァさんの愛犬と家政婦さんは、友人だったグレゴリー・ペックのお宅に引き取られたそうです。今でも大好きな女優さんです。元夫は、ミッキー・ルーニー、アーティ・ショー、フランク・シナトラ。
キャプテン・ウルフ [Blu-ray]/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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THE PACIFIER 2005年アメリカ映画 ディズニー カラー 95分
監督 アダム・シャンクマン
出演 ヴィン・ディーゼル ローレン・グレアム フェイス・フォード ブリタニー・スノウ マックス・シエリオット
2005年のディズニー製作のファミリーコメディです。主役は、『ワイルド・スピード』シリーズなどのバリバリのアクションスター、ヴィン・ディーゼル。ドラマ『ギルモア・ガールズ』のママの方のローレライ・ギルモア役のローレン・グレアムも出演しています。ヒロインですね。テイト・ドノバンもノークレジットで出演しています。
アメリカ海軍特殊部隊の大尉シェーン・ ウルフは、任務中に自分が守りきれなかったプラマー教授の家に護衛として入ります。教授は、国家の安全機密に関わる大切な情報を持っており、その秘密を探るために母親はスイスに飛ばなければならず、結果、護衛だけでなく、子供たちの世話まで受け持たされることになります。
子供は5人。思春期真っただ中の高校生長女と長男からは厳しい反発にあいます。おしゃまな次女は、ウルフを気に入りますが色々と騒ぎを起こします。下の弟二人は、まだ幼児と赤ちゃん。家事も子供の世話も勿論知るはずもないウルフは、姿を見せぬ敵と戦いながら、子供たちともまた格闘をしなければならなくなるのです。
まあ、コメディとしては王道を行くパターンでしょう。ディズニーの映画ですから、安心して見ていられます。長女は高校生でボーイフレンドがいるけれど、そのおバカぶりに笑えます。長男は、レスリング部に所属しているけれど、練習をさぼってばかり。子供たちを学校に送っていって、出会ったのが教師のローレン・グレアムというわけです。
赤ちゃんの世話、ガールスカウトの世話、と次々に難題が降りかかり、年長の子供たちはウルフを追い出そうと色々企みます。そして、ある日、呼び出しを受けたウルフは、長男が髪をブロンドに染め、ナチスのハーケンクロイツの腕章を隠していた、と告げられるのです……。
はい、お話はここでおしまい。本当は、これ以降が一番書きたいところなんですが、これを知らせてはお楽しみが半減してしまいます。喉元まで言葉が出かかっていますが、飲み込みます。ただ、子供だけではなくて、古い映画を知っている方には、特に映画音楽を知っている方、いや、もっと突っ込んで○○○○○を知っている方には、大きなお楽しみが複数用意されている、とだけ言っておきましょう。もう大爆笑ですよ。
家族で楽しめるほのぼのとした映画です。ムキムキアクションスター、ヴィン・ディーゼルのまた違った側面に出会える映画でもあります。
トレイラーです。
27日は、
マレーネ・ディートリッヒの114回目のお誕生日です
彼女がけだるく歌う♪リリー・マルレーンが聞こえてきそう。『嘆きの天使』で実直に暮らすエミール・ヤニングスの人生を狂わせる踊り子役が忘れられません。そして、『モロッコ』。ゲーリー・クーパーとの愛と、ラストシーン。『80日間世界一周』などにゲスト出演しています。
そして、『情婦』ですね。見事な演技でした。
ジェラール・ドパルデューの67回目のお誕生日です
初めて見たのが『ダントン』でした。同時上映の作品目当てだったんですが、フランス革命時を描く『ダントン』も面白い映画でした。それから、『1900年』。『終電車』では、まだ若かったですが、カトリーヌ・ドヌーブと共演していました。『隣の女』『愛と宿命の泉』極めつけは『美しすぎて』。美しすぎる妻がいるのに、何故か美しくない女性に走る話。『ルビー&カンタン』は、楽しくて好きな映画です。ジャン・レノと共演しています。妻は、『美しすぎて』で共演した美しすぎるキャロル・ブーケ。息子は、ギョーム・ドパルデュー。
エミリー・デ・ラビンの34回目のお誕生日です
『LOST』の妊婦クレアです。『ロズウェル』では、主人公たちに亀裂を入れる役でした。ここでも、ロックさんと共演していました。
シャーミアン・カーの73回目のお誕生日です
『サウンド・オブ・ミュージック』のトラップ家の子供たちの長女リースル。綺麗でしたねえ。ボーイフレンドのロルフと一緒に踊る♪もうすぐ17歳の躍動感と言ったら!関連の本を何冊か出しています。
ブログネタ:注射するときに針見る?目をそらす? 参加中
私は目をそらす派!
29日は、
ジョン・ヴォイトの77回目のお誕生日です
『帰郷』の時の彼、好きでした。髭を伸ばして、髪も長くて、格好良く見えました。彼を知ったのはこれが最初。それから、『チャンプ』。あの映画は、困ったくらい泣かせてくれました。この頃から、ジョン・ヴォイトは、駄目オヤジを演じさせたらナンバー1なんて言われるようになりました。『5人のテーブル』は大好きで、2度見に行きました。これも、駄目オヤジの成長物語。60年代から70年代にかけての彼を知ったのは、この後です。『真夜中のカウボーイ』や『脱出』『コンラック先生』など名作揃いでした。娘は、アンジェリーナ・ジョリー。
テッド・ダンソンの68回目のお誕生日です
この人も好きです。背が凄く高くて、スラリとしているんですよね。年を取っても太らない。『Cheers』がアメリカで大人気で、スターになりました。『晩秋』が良かったな。ユーモアも交えながらも泣ける映画でした。『プライベート・ライアン』にも出ています。今は、『CSI』のボス。妻は、メリー・スティーンバーゲン。
ジュード・ロウの43回目のお誕生日です
まだ若かったんですね。『スターリングラード』は目を離せない映画でした。『ホリディ』も良かったです。『リプリー』は、なかったことに……。
ジェニファー・イーリーの46回目のお誕生日です
ミニシリーズ版、つまりコリン・ファースがミスター・ダーシーを演じた『高慢と偏見』のエリザベス・ベネット。リジーです。私は、この『高慢と偏見』が一番好きです。アメリカ人で、母親はローズマリー・ハリス。トビー・マクガイアの『スパイダーマン』の、スパイダーマンの伯母さんです。
メアリー・タイラー・ムーアの79回目のお誕生日です
自分の名を冠したショーを持っていたぐらい人気のある女優さんです。『モダン・ミリー』でジュリー・アンドリュースと共演していました。『普通の人々』で、ティモシー・ハットンの母親役を演じています。それまでの印象とは随分違ったのではないでしょうか。
ショーン・ハトシーの40回目のお誕生日です
『パラサイト』の高校生たちのひとりです。『サウスランド』にも出ています。
ダイナ・メリルの92回目のお誕生日です
美人女優です。『バターフィールド8』に出演。未見ですが、『ペチコート大作戦』にも出ています。後期の『スパイ大作戦』にも出演しています。
マリアンヌ・フェイスフルの69回目のお誕生日です
『あの胸にもういちど』。格好良かったものですが。
ジョー・バン・フリートの100回目のお誕生日です
おめでとうございます。『エデンの東』ジミー版の、魔性の女キャシー。そういう感じじゃなかったですけれど。『暴力脱獄』の、ルークの…お母さんでしたっけ??
30日は、
ラス・タンブリンの81回目のお誕生日です
『ウエスト・サイド物語』のジェット団のボス、リフです。トニーの親友。オープニングが格好良かったですね。『掠奪された七人の花嫁』の7人兄弟の末息子です。この映画は、歌もですが、とにかく踊りが凄い!納屋づくりの時の丸太のダンスなど、アクロバティックなダンスの連続で痺れます。『親指トム』にも出ています。『ツイン・ピークス』にも出ています。絡むシーがあるのかどうか知りませんが、このドラマには、リチャード・ベイマーも出ています。娘は、アンバー・タンブリン。
皆さま、本年も色々お世話になりました。
皆さまにコメントを頂いて、交流できることは大きな楽しみでした。
12月31日がお誕生日の人たちは、もし書けるようでしたら書きますが、間に合わなかったら申し訳ないです。
今年もあとわずかになりました。
どうぞ、良いお年をお迎えください。
では、しんみりとこの曲をどうぞ。
一年の最後の日に生まれた方は…
アンソニー・ホプキンスの78回目のお誕生日です
今や、ハンニバル・レクターですね。イコールの関係で結びつけたくなるくらい、『羊たちの沈黙』のハンニバルの印象は強烈すぎました。おお、怖っ!『冬のライオン』が結構好きなので、獅子王リチャードの役が印象的です。『エレファント・マン』や、『ジャガー・ノート』など、あの頃の作品は結構良いです。
ヴァル・キルマーの56回目のお誕生日です
『トップ・ガン』のトム・クルーズコンビの最強のライバル、アイスマンです。その後、バットマンにもなりました。見ていないんですけれど、『ドアーズ』でそっくりさんを演じてますよね。『ヒート』で妻のアシュレイ・ジャッドとのシーンが、強く心に残ります。随分、体型が変わっちゃったのを見て、仰天しました。元妻は、ジョアン・ウォーリー。
ベン・キングズレーの72回目のお誕生日です
『ガンジー』…。あの映画で、彼はガンジーになり切っていました。圧巻でした。彼ほど、ガンジーにふさわしい俳優はいなかったでしょう。『シンドラーのリスト』でも、ユダヤ人を少しでも救うために必死になっていました。この人自身がユダヤ人で、タイプでリストを打っている姿が忘れられません。
ジェームズ・レマーの62回目のお誕生日です
悪役を演じさせるとぴかりと光りますね。どんな役だったか失念してしまったのですが、『48時間』『ロング・ライダーズ』に出ています。『ホワイト・ファング』にも出ていました。
ティム・マシスンの68回目のお誕生日です
映画版『ゆかいなブレディ家』に出ていました。『ダーティ・ハリー』にも出ていたんですね。
ベベ・ニューワースの57回目のお誕生日です
『ジュマンジ』に出ています。
ニコラス・スパークスの50回目のお誕生日です
アメリカの人気作家。泣ける話が多いです。わかってはいても、『ウォーク・トゥ・リメンバー』など、わんわん泣いてしまいました。『きみに読む物語』など沢山の作品が映像化されています。
バーバラ・キャレラの70回目のお誕生日です
『センテニアル 遥かなる西部』のネイティブアメリカン、クレイ・バスケットです。『ドクター・モローの島』にも出ていました。ボンドガールもしていますね。
ジョン・デンバーの72回目のお誕生日です
大好きな歌手です。来日コンサートにも行きました。『カントリー・ロード』は勿論、『緑の風のアニー』『太陽を背に受けて』『ロッキーマウンテン・ハイ』など、どの歌も皆好きです。何とも人の良さそうな顔も好きでした。『オー!ゴッド』にも出ていました。『白い犬とワルツを』では、ジェシカ・タンディとヒューム・クローニン夫妻の息子役を演じていました。あのセスナ事故の時……泣きました。