上記は、毎回オリンピックの時に流れる「オリンピック賛歌」です。いつもこの曲を聴くと、オリンピックが始まったんだなあと思います。映像は、94年リレハンメル大会のものです。
10月10日は、東京オリンピックから50年になります。
今思えば、終戦から19年。たった19年です。廃墟となった町から、人々は立ち上がり、食糧難の中を生き抜き、やがて高度経済成長へと向かった日本人。夢の超特急新幹線を開通させ、「もう戦後ではない」と言わしめたのが、このオリンピックだったと聞きます。
終戦から19年。たった19年です。昔は、19年ってとてつもなく長いと思っていましたが、今は何て短いの!と思います。新幹線並みの速度で変わっていく日本を、国民はどういう気持ちで見つめていたのでしょう。
町や国民の沸き上がり方は、多分想像を絶するものだったのでしょう。ワールドカップも、今のオリンピックの金メダルも、全くかなわないほどの熱烈なものだったのではないでしょうか。
私は、オリンピック(東京ではありません)を見に行ったことがあります。金メダルシーンに、立ち会いました。ここが、あのテレビで見るオリンピックなんだ、凄い場所なんだ、と大きな感慨があふれました。まあ、一番嬉しかったのは応援するチームの優勝した姿だったんですけれどね。
東京オリンピックがなかったら、新幹線も開通しなかったのかしら?もし開通したとしても、ずっと後になっていたのかしら?都市のインフラもまだまだ整わないままだったんでしょうね。今の便利な生活の礎を築いてくれたのは、東京オリンピックだったんでしょうね。
10月10日は、晴れの特異日ゆえに、この日を開会式に選んだと聞きます。今日も、台風前の青空が、皆さまのもとに訪れますように。
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東京オリンピックから50年
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