一体、どんな感想を語ればいいのでしょうね。どちらかを応援していたわけではないですが、開催国ですし、決勝はブラジル対アルゼンチンだったらなあ、とは思っていました。しかし、まあ…………。
スコアは7-1。前半だけでドイツが5得点。前半11分にセットプレーからミュラーが得点。そして、23分から29分の6分間に4得点……。次から次へとゴール、ゴール、ゴールで、もう見ている方も呆気にとられてしまいました。
そして、後半にもドイツが2得点。最後にブラジルが1点返しましたが、遅すぎる得点でした。
もう何なんでしょうね。何が悪かったって、全部悪かったですよ。2点目あたりから、ブラジルが完全にパニック状態になっていました。
ネイマールがいない。キャプテンで守備の要のチアゴ・シウバがいない。今日の展開では、チアゴ・シウバ不在がより響いたように思います。
スタジアムで見ているブラジルサポーターが可哀想で、3点目から4点目で、涙を流す女性、泣いてしまう男の子、後半が始まる前に、ワールドカップのレプリカを抱えて、茫然とするお爺さん。
文句なくドイツは強かったです。あくまで攻撃に出ていくドイツに、もうお願いだから、止めてあげて、と思ってしまいました。ブラジルの選手が可哀想で、言葉もなかったですよ。
有名なマラカナンの悲劇を越えて、これは惨劇だと、実況が語っていましたが、その通りですね。ブラジル国内の騒動が心配です。
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ワールドカップ準決勝 ブラジル対ドイツ
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