ジュベールの最後の大舞台が終わって、放心状態が抜けません。もう心臓バクバクで、気絶しそうな状態での応援でした。でも、何とか終わりました。
彼はオリンピックにだけは縁がなかったです。
でも、バンクーバーの時は最悪でした。
その最悪の瞬間を過ごしたオリンピックから、3週間後復活ののろしをあげたのが、2010年のトリノの世界選手権でした。
ジュベールが優勝した素晴らしい演技は沢山あります。世界チャンピオンになった時、フリーで4回転を3回決めた時…他にももっと。
でも、この『ライズ』は、オリンピックでボロボロになった彼が、たった3週間で帰ってきた復活の演技なのです。その姿はまさしく不死鳥でした。それだけに、ある意味一番記憶に残るものです。
リンクサイドでガッツポーズをするコーチが可愛いです。結局、この世界選手権で、ジュベールは台乗りを果たし、銅メダルを獲得しました。
当時の記事は、こちらです。
長い、長い、とっても長い間、幸せと、時に悔しさと哀しみと、でもやっぱり幸せをくれたブライアン、ありがとう。
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ジュベールに愛をこめて~復活の『ライズ』
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