昨日は、スノボーの男子ハーフパイプを予選から見てしまいました。準決勝までは見られませんでしたが、夜遅くの決勝まで結局突き進んでしまいました。
ショーン・ホワイト見たさの観戦でした。予選での、ホワイトはさすがの演技。まず高さが違います。それでも、大技をまだまだ封印して、余裕の1位でした。
そして、決勝。まさか、あんな波乱が起きるとは誰が予想したでしょうか。まだ15歳の平野選手が、最初の滑りで1位。ショーン・ホワイトはまさかの失速。そして、2回目。平野選手の安定した演技。1回目では失速した平岡選手が素晴らしい演技。既に、スイスのポドラノチコフが(イニシャルをとって、ipodというそうです)、大技を披露して一番に立っていたので、二人で2位と3位。ipodは、イチかバチかの大きな賭けに出たそうです。
そして、最後がショーン・ホワイト。さすがの見事な技の連発でした。でも、着地に乱れがありました。終わってみれば、日本勢の銀、銅のフィニッシュ。失礼ながら、驚く結果でした。さらに、驚いたのが、この二人の態度。弾けるわけでもなく、泣くわけでもなく、落ち着いた態度で、表情さえ崩しませんでした。
表彰台では、平岡選手はさすがに笑っていましたが、平野君はほとんど表情を崩さず。恐るべき15歳と18歳。ipodがヘルメットを投げて、ショーン・ホワイトと抱き合って大騒ぎしていたのとは、大違いです。彼らは、笑顔を封印して、4年後の金メダルを既に見見据えていたのでしょうか。
いやいや、まいりました。羽生君といい、彼らといい、今の10代選手は、強心臓ですね。私なら、大興奮して、挙句ワンワン泣きだすと思いますが、彼らの冷静さよ。見習おうと思ってもとても見習えません。
銀メダルと銅メダル、おめでとう
↧
スノーボード 男子ハーフパイプ
↧