グループリーグ突破がまだひとつも決まっておらず、全部の国に突破の可能性が残されたE組の最終戦です。
フランスは引き分け以上で、首位突破という試合でした。
デシャン監督は、思い切ったターンオーバーを敷いてきました。レギュラーで残したのは、キーパーのロリスやベンゼマなど。後はほとんどワールドカップ初出場という若い選手や、控えの選手を起用した試合でした。予想はしていましたが、ここまでのターンオーバーはさすがに意外でした。
もう一つの試合、スイス対ホンジュラスの試合模様が届けられる中で、エクアドルは勝つしかない試合となりました。エクアドルの守備は、本当に強い!守って守って、鋭いカウンター。目的がはっきりしている、ある意味わかりやすいプレースタイルでした。カウンターには、何度もやられそうになりました。
一方、フランスの攻撃も、ベンゼマ他いくつもシュートを打ちますが、あと少しのところで枠を外れたり、キーパーに阻まれたり。いやあ、イライラする試合でした(苦笑)。何でこんなに打って入らないんだろう。特に、今までのフランスの2試合がゴールラッシュだったので、余計にそう思ったのでしょう。
結局、スコアレスドローに終わりました。スイスが3-0でホンジュラスに勝ったので、フランス、スイスの2ヶ国が、1位、2位で、決勝トーナメント進出となりました。
エクアドルの捨て身のディフェンスは、見事としか言いようがありませんでした。捨て身のラフプレーは、怪我が怖ったですが…。
フランスは、1.5軍だったということを考えれば、良くやったと言うべきでしょうか。人材が豊富だということがわかりましたし、若い世代にも逸材が育っているということがわかりました。これからは、もっと強いチームが相手。シュートの精度を上げていくことが求められます。
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ワールドカップ フランス対エクアドル戦
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