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Channel: 銀幕と緑のピッチとインクの匂い
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ワールドカップ ポルトガル対アメリカ戦

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 グループリーグ第2戦。負けたら敗退決定のポルトガルの崖っぷちの試合でした。

 先発メンバーが、ジョアン・ペレイラ、リカルド・コスタ、ポスティガと、バレンシアニスタには嬉しいメンバーでした

 前半5分に、ナニが先制した時は、これは行けるぞ!と思いました。 

 しかし!何と早々にポスティガが負傷退場。太ももの裏を押さえていたので、酷い怪我でないか心配です。

 ポルトガルは、怪我人が何人いるのでしょう。この試合の時点で、ベンチ入りしているメンバーが19名と言っていました。コエントランは、治療のために帰国してしまいました。怪我に呪われている、としか言いようがありません。

 そして、後半でアメリカの2ゴール。ジョーンズのゴールは、ミドルの巻いてくるシュートで、あれはもうどうしようもないゴールでした。そして、顔を骨折しながらも出場しているデンプシーの魂のシュート。アメリカは、サッカー不毛の地と言われますが、そんな中でもサッカーを選択してプレーしている彼らの精神力は大したものでした。
 
 しっかり守備に入ったアメリカは崩せない。どうにも崩せません。この試合に勝てば、アメリカは決勝トーナメント進出。ポルトガルは敗退決定。

 リカルド・コスタのスーパーセーブは嬉しかったけれど、クリスティアーノ・ロナウドの彼らしさがありませんでした。ことに、フリーキックを得たけれど、直接蹴りこまない彼の姿なんて、初めて見た気がします。思った以上に、怪我の影響は酷いのでしょうか。

 アディショナルタイムは5分。もう、負けた、敗退と思った、後半50分に、バレラの奇跡のゴールが決まり、引き分けに持ち込みました。

 やはり、試合は最後まで見ないと何があるかわかりません。

 これで、ポルトガルは、首の皮一枚でつながりました。次戦もまた厳しい闘いが続きます。


 


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