今、ネットのニュースを見て、怒りが沸々。
バレーボール全日本男子のゲーリー・サトウ監督(日系アメリカ人です)が、成績不振を理由に解任されたようです。
一体、どういうことなんでしょう
まだ、就任して1年も経っていないくらいじゃないですか。どん底に近いような状態にいた全日本男子監督の公募に、自分から応募してなってくれた人ですよ。あの黄金時代のアメリカをコーチとして導いた指導者が、自ら志望して日本に来てくれたんですよ。
日本男子は、弱い。残念ながら弱いのです。直ぐに強くなるはずないじゃないですか。人材もいない。だから、今から若い人材を発掘して、少しずつ強くして、何とかリオ五輪の出場権を獲る、その後には少しでも良い順位になれるように強くしていく…。そういう長いスタンスで育てていくしかないんですよ。どん底から這い上がるためには、そうするしかないんですよ。
それが、サトウコーチなら、1年で優勝を狙えるチームにしてくれるとでも思っていたのですか。
支える筈のバレーボール協会が、こんな風ではどうにもなりません。成長を妨げて、停滞させているだけです。
サトウコーチとは、お話させて頂いたこともあり、一緒に写真を撮って頂いたこともあって、非常に親近感を抱いている方です。それなのに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
サトウコーチが率いる全日本が、すぐには無理でも、少しずつ少しずつ希望を見出していく姿が見たかったです。
目先のことばかり考えないで、何年という長い目標を持って育てていく。どのチームだって、そういう過程を経て、強くなっていくのです。今度のことは、残念で溜りません。
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何でサトウ監督を交代させるの!?
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