シンガーソングライター・もんたよしのり(本名・門田頼命=かどたよしのり)さんが18日、大動脈解離のため亡くなりました。22日、公式ブログで発表されました。享年72。
もんたよしのりさんは神戸市出身で、1971年にソロ歌手としてデビューした後、1980年に結成したバンド「もんた&ブラザーズ」で発表した「ダンシング・オールナイト」が若者たちから熱狂的な支持を集めて爆発的なヒットとなり、この年の紅白歌合戦にも出場しました。
1983年にはもんたさんが作詞作曲を手がけた西城秀樹さんの「ギャランドゥ」がヒットしたほか、映画や舞台にも出演するなど、幅広く活躍しました。
先月26日にはNHKの音楽番組「うたコン」に生出演し、衰えることのないハスキーボイスで「ダンシング・オールナイト」を披露していたそうです。
彼のハスキーボイスは、R&Bには必要なものなので、わざと喉をつぶして作ったとか。プロ魂を感じます。
しかし、先日の谷村新司さんといい、今回のもんたさんといい、あまりに若い……。
自分が聴いてきた歌手の方が亡くなるのは、胸が痛いです。
安らかにお休みください。
弔意を込めて、「ダンシング・オールナイト」です。