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Channel: 銀幕と緑のピッチとインクの匂い
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ワールドカップロス

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終わってしまいました、ワールドカップ。

 

最終試合は、アメリカが3-2で勝ちました。予想通り、両国とも、控えのメンバーで来ました。控えのメンバーの底上げやモチベーション維持に必要だと思ってたから、仕方ないけれど、やっぱり寂しかったですね。アメリカなんて、ネイションズリーグまで見る機会がないんだから、アンダーソンさんやホルトさんやクリステンセンさんやスミスさんたちで来てほしかったです。しかも、アンダーソンさんとホルトさんが36歳、スミスさんは38歳だから、あと何回見る機会があるか。オリンピックでは、厳しいけれど、同組に入ってもらうしかないですね。

 

 

とってもハンサムなマシュー・アンダーソン。

 

日本は、宮浦君が頑張っていましたね。甲斐君が、オポジットに入ったり、将来を見据えた布陣を引いていました。

 

今回は、Tverが夕方にアメリカ戦を放映してくれたので、一日に2試合見られて、とても満足でした。

 

こんなに盛り上がったワールドカップ。私も現場にいたかったな。時を遡る1985年が私のワールドカップデビューでした。大好きなアメリカの試合を追いかけて必死で見ていました。あの頃も、日本男子の人気は凄かったですね。でも、そんな日本男子を差し置いて、月刊バレーボールの表紙が、カーチ・キライになった時は嬉しかったですよ。

 

もし、今私がわかくて、お金があって、バイタリティがあったら、第1戦から最終戦まで、ずっと東京でホテルに泊まりながら見ていたでしょうね。そして、今日からパリ五輪貯金を始める。

 

実は、私、ソウル五輪に行ったんですよ。この目で大好きなアメリカチームが、2連覇するのを見ました。とにかく、バレーボールにはお金かけていました。バイト代、みんなつぎ込んでいました。望遠カメラに10万円。会場でフラッシュをたかなくても綺麗に映る高感度フィルム(フラッシュは選手の目つぶしをするから)が一本1000円のところを4本ぐらいは持って行っていました。そして、アリーナ席は、パンフレット付きで10000円。今は、18000円ですって!ホテル代に新幹線代。フィルムの現像に引き伸ばし代。出ているバレー雑誌も全部買っていました。今、考えると、気が遠くなるような金額。でも、あれが私の青春だったし、後悔はしていません。

 

今、もし元気があるならば、同じことをしていたかもしれないけれど、私も年を取りましたし、見境なくお金を使うことはもう出来ません。テレビで我慢ですが、パリ五輪が今から楽しみです。

 

 


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