今、じゃなくて、当時から納得のいかなかった校則です。
制服はセーラー服でした。襟には、ラインが入っていました。襟は、ボタンで取り外せるようになっていて、夏は汗をかきますから(夏服はボタンなし)、特に頻繁に母が洗ってくれました(自分で洗えよ、汗)。でも、頻繁に洗っても、どうしても汗色がついてしまうんですよね。だから、時々漂白が必要だったんです。漂白するとラインの色も落ちていく。だから、少しずつラインの色が変わっていくんですね。それを、生活指導の先生に見とがめられて。どうして、ラインの色が違うんだ、と言われて、理由を説明したんですが、いまひとつ納得してくれないんですね。最後には、制服買い換えたらどうだ、って。高3の夏ですよ。今しか着ないんですよ。腹が立ってきて、買い換えません、と言ったら、先生も黙りました。
ラインがちょっと薄いぐらいいいじゃないですか。汗の色がついているより。
こういう細かいところをつっつく暇があるなら、生徒の良いところを見つけて、才能を伸ばしてあげてください。