TOP GUN
1986年アメリカ映画 カラー 110分
監督 トニー・スコット
出演 トム・クルーズ ケリー・マクギリス アンソニー・エドワーズ ヴァル・キルマー トム・スケリット マイケル・アイアンサイド リック・ロソビッチ
カリフォニア州ミラマー海軍航空基地。そこにＦ－１４トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、通称“トップガン”がある。才能あふれるマーヴェリック（トム・クルーズ）は、相棒のグース（アンソニー・エドワーズ）と共にトップガン入りを果たし、毎日厳しい練習をこなしていた。しかし、ライバルのアイスマン（ヴァル・キルマー）は、マーヴェリックの型破りな操縦方法を危険だとけなしていた……。
当時の大ヒット映画です。トム・スケリットと舞台となったサンディエゴとビーチバレーが出てくるので、見に行きました。同時上映は、『プリティ・イン・ピンク』でした。
海軍の若きパイロットの精鋭ばかりが集まるトップガンで、かなりの無茶ぶりで自分を目立たせるトム・クルーズ。私は、相棒のアンソニー・エドワーズが大丈夫か、いつもヒヤヒヤしていました。アンソニー・エドワーズは、この後、『ペット・セメタリー』などに出て、『ER』の主役グリーン先生役でブレイクしましたね。そのアンソニー・エドワーズの妻でチョイ役ですが、メグ・ライアンも登場します。そして、トム・クルーズのライバルには、ヴァル・キルマーとリック・ロソビッチ。つまり、この映画から沢山の若手がスターへの道を上って行ったのです。
戦闘機のことはよくわからないのですが、劇場の大画面で繰り広げられるドッグファイト（空中戦）には、大変な迫力がありました。戦闘機が好きな方には、堪えられない映画でしょう。
そして、ケリー・マクギリスとの恋愛もそこには詰め込まれています。私の好きなトム・スケリットは、海軍の上官で、トム・クルーズの父親の旧友。父親のような立場で彼を見守ります。
音楽も秀逸です。ケニー・ロギンズの「デンジャーゾーン」。トムキャットのMTVのようです。ベルリンの歌う「愛は吐息のように」は、アカデミー主題歌賞を授賞しました。歌とアクションに手一杯で、人物像がちょっと希薄なように感じられるのは仕方ないことかも。
20日土曜日に日本テレビ系で21時から放映されます。
トレイラーです。