昌磨君が、逆転で4連覇を達成しました!
今シーズンの辛さとは違って、終始笑顔を湛えていて、滑ることが楽しい、という気持ちが伝わってきました。完璧な演技ではありませんでしたが、よくぞここまで復活してくれたものです。そして、挫折を味わったからこそ、人間的にひとまわり大きくなったように感じました。疲れていたであろう羽生選手へのコメント、そして、ランビエール監督への感謝。いや、恥ずかしいけれど、滑り終わってランビにハグされている昌磨君を見て、きゃーと思ってしまいました。ランビは、今でも格好良いな。羽生選手はおよそパーフェクトではなかったけれど、それでも勝っての優勝は嬉しいことでしょう。
あんなにミスの多い羽生選手は、滅多に見るものではありませんでした。日程がタイトだからきつかったんでしょうね。ただ、彼のコメントには感動しました。疲れているでしょう、というインタビューに、いや弱いんです、と彼は答えました。王者は違うな、と思いました。言い訳をしない。
鍵山、佐藤のジュニアの選手の活躍にも驚きました。ずっとトップ2が異次元の世界にいて、追いかける者のいない全日本でしたが、やっと追っていく選手が出来たなと思いました。
皆さん、お疲れ様。昌磨君、おめでとう!立ち直らせてくれたランビ、ありがとう。
少しの間休んで、ケガなく世界選手権ではベストの演技をしてくれることを祈っています。