ガロの堀内護さんが亡くなられたそうです。享年65。
若いのに……ショックなニュースでした。
『学生街の喫茶店』は、73年の歌。大ヒットしました。私も大好きでした。というか、ある程度長じてから、良い歌だなあ、と思いました。
ガロが3人組であることは知っていましたが、個人個人の名前は知りませんでした。なので、個々の名前を言われても、顔が浮かばないのが申し訳ないです。
もう随分前、と思ったら、何と86年(!)にメンバーの一人日高さんが亡くなられたニュースを知り、心が痛んだものです。まだその時、36歳だったんですね。あまりに早い。
これは、大人の歌でしたね。喫茶店に親以外と入るなんて、いや、親と一緒だってほとんど入ることなどない時代。学生街という魅惑の言葉。そして、ボブ・ディランという、何だか名前だけでも格好良さそうな人。私には、到底わかることが出来る筈もない大人の世界でした。
この歌には、変な想い出があります。中学2年生の時、友達と3人で、公園の手漕ぎボートに乗りました。と、ギターを持ったお兄さんたちが、ボートの上で、この歌を弾き語りしていたのです。ちゃんと、ハモッって!!格好良かったです。お兄さんたちがイケメンだったかどうかなんて、考えもしませんでしたが、池のボートで、ギターを持って弾き語りですよ。どう想像したって格好良いでしょう?
思わず、ボートを漕ぐ手を止めて、聞き入っていました。手を止めるということは、オールを漕がないということ。しかし、オールをしっかりボートに収めていなかったので、何とオールが流れていってしまったのです!!!そこに、お兄さんたちの♪時は流れた~~の歌声がかぶさりました。
果たして、流したオールをどうやって回収したのか、全く覚えていません。
しかし、それ以来、この歌を聞くと、どうしてもボートと流れていくオールがセットで思い出されます。
ご冥福をお祈りいたします。
ガロ ベスト 一人で行くさ たんぽぽ 地球はメリーゴーランド ビートルズはもう聞かない 美しす.../Sony Music Direct (Japan) Inc.
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『学生街の喫茶店』
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