昨日、ミス○ードーナツで、カルピスドーナツを買ってきました。チラシで見ると、これ結構高いんですよね。それが、特別セールで100円。これって大事です。私って、100円の時しかドーナツを買いません。
暑いので痛むといけないので、冷蔵庫に入れておきました。そして、食すると、ひんやり冷えたカルピスの甘酸っぱい風味が口に広がりました。エンゼルクリームのようなふかふかの生地にカルピスクリームを挟んだものと、シュー生地にカルピスクリームを挟んだもののふたつを食べました。え?写真?すみません、私って写真を撮ることなんて忘れちゃって、すぐ食べちゃうんです。
カルピスは、子供の頃のお中元の風物詩でした。良くお中元にカルピスを頂き、もとい、親が頂き、飲むのは私でした。箱を開けると、瓶に入ったカルピスが何本も並んでいました。いつもの白いカルピスも大好きですが、中に必ず1本か2本、フルーツカルピスが混ざっているんですね。大抵、オレンジやグレープでした。これに遭遇するのが、何より嬉しかったのです。やっぱり、子供って、色のついたものが好きでしょ?
今では、そのまま飲めるカルピスウォーターが主流なんでしょうが、あの頃のカルピスは、水を入れて薄める希釈型。コップの下の方に少しカルピスを入れて、そこに水を入れ、付属(箱にはついていたと思うんです)の長いマドラーでかき混ぜるとカルピスの出来上がり。そこに氷を入れると、尚良しです。
カルピス作りは私の仕事でした。最初は、けちってカルピスを少ししか入れないと、薄いカルピスが出来てしまって美味しくないんです。で、今度は思い切ってたっぷり入れると、今度は味が濃い。こうして学習を繰り返して、このくらいまで入れると、丁度いい味というのを覚えていくのです。入れるのも水道水。のんきな時代でした。
カルピスドーナツを食べながら、そんな思い出が蘇ってきた夏の夜でした。
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カルピス
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