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Channel: 銀幕と緑のピッチとインクの匂い
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追悼 カースティ・アリー

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12月5日、アメリカ女優カースティ・アレイが逝去しました。享年71。がんとの闘病の上の、まだ若い死でした。

 

カンザス州立大学で美術を学び、地元のインテリア会社に就職しました。その後、LAに渡り、装飾の仕事に携わったことを機に映画に興味を持ち、81年『ワン・モア・チャンス』で映画デビューします。翌年、『スター・トレック2/カーンの逆襲」でエンタープライズに乗り込むバルカン星人を演じて注目されます。次作『スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ』の時もオファーはありましたが、前回よりギャラがダウンしたため断っています。

 

 

 

その後、米NBCの人気シチュエーションコメディ『チアーズ』のレギュラーとなり、お茶の間の人気者となりました。また、豪華キャストのミニシリーズ『南北戦争物語』にも南部の令嬢役で出演しています。89年にジョン・トラボルタと共演した『ベイビー・トーク』がヒットし、続編も作られました。他に、『未来警察』『影なき男』『光る眼』などに出演し、『ふたりは最高!ダーマ&グレッグ』他のドラマにも出演しています。

 

 

『チアーズ』とテレビ映画『David’s Mother』でエミー賞を二回受賞しています。

 

トレッキーな私には、カースティ・アレイと言えば、なんといっても、スター・トレックのサーヴィック中尉(だったかな?)。前作の、アイリーア大尉がスキンヘッドだっただけに、今度は巻き毛ふさふさで出てきて、面白いなあと思ったものです。あと、『南北戦争物語』の活発を通り超えた女性活動家。このミニシリーズは、リズ・テーラーやジーン・シモンズなど大スターが出演していて、とにかく話も面白かったです。DVD出ないかな。

 

晩年は、がんで闘病されたそう。

安らかにお休みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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