ハリウッド女優のラクエル・ウェルチが、15日に逝去しました。享年82。
短期間病床に伏せったあとに、亡くなられたそうです。
15歳の時、美人コンテストで優勝したのを機に、数々のコンテストに出場。TVに起用され、64年に『青春カーニバル』の端役で映画デビューします。
その2年後、彼女の代表作2作に出演することになります。科学者のチームがミクロ化し、重篤な患者の体内に入り込んで治療を試みるSF映画の傑作『ミクロの決死圏』。太古の時代の洞穴に住む女性を演じた『恐竜100万年』が共にヒット。後者の宣伝素材として使用された毛皮のビキニを身に着けた写真は広く知られ、彼女を国際的なセックスシンボルの地位に押し上げました。
60年代後半にかけては西部劇映画の『バンドレロ』や『100挺のライフル』などの作品で主演を務めるなど、その後も数十年にわたり映画やテレビで活躍。73年の映画『三銃士』ではヒロインのコンスタンス・ボナシューを演じ、ゴールデングローブ賞を受賞しました。
その後、舞台でも活躍しました。最近では、『CSI:マイアミ』のファイナルにゲスト出演。遺作は、2017年の『ラテン・ジゴロになる方法』です。
娘のターニー・ウェルチは、女優となり、『コクーン』に出ています。
『ミクロの決死圏』は見ましたが、『恐竜100万年』は見ていないんですよね。
それなのに、ラクエル・ウェルチというと、『恐竜100万年』の毛皮のビキニが一番に脳裏に浮かびます。20世紀最高のグラマーと言われていますが、それも納得です。
安らかにお休みください。