日本時間16日、旧ユーゴスラビアの名選手で監督としても活躍したシニシャ・ミハイロビッチ氏が逝去しました。享年53。
ミハイロビッチは現役時代、セリエAの複数のクラブでプレーし、旧ユーゴスラビア代表として1998年のW杯フランス大会や2000年の欧州選手権にも出場しました。
ミハイロビッチは、2019年7月の会見で、急性白血病を患っていることを告白。その後、骨髄移植をするなど闘病生活を続けながら、今年9月にボローニャ監督を辞任するまで指導を続けていました。
ミラン時代は元日本代表MF本田圭佑、ボローニャでは現日本代表DF冨安健洋を指導しています。
ミハイロビッチといえば、強烈なFKが心に残ります。ラツィオ時代の98年のサンプドリア戦でFKだけでハットトリックを達成するなどFKから歴代最多の28得点を記録しているそうです。凄いですね。
病気とはいえ、53歳は若すぎます。同僚だったピクシーが指揮するセルビア代表をもっと見守って欲しかったと思います。
安らかにお休みください。