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Channel: 銀幕と緑のピッチとインクの匂い
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クレーキング14回目の降臨!

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ラファエル・ナダルが、14回目の全仏オープン優勝を成し遂げました。14回目です。勿論、今までこんな記録を持った選手はいないし、恐らくはこれからもこんな記録を樹立する選手はいないのではないでしょうか。

 

さらには、グランプリシリーズ22回目の優勝で、首位に立っています。この記録も凄いです。

 

現在36歳。全仏オープン、最高齢の優勝も更新しました。何もかも記録ずくめです。

 

決勝戦の相手は、23歳のキャスパー・ルード選手。13歳も年が違います。さらには、ルードは、ナダルがマジョルカに作った、テニスを教えるナダルアカデミーで修行した選手なのです。師弟対決になりました。ルードは、ナダルが憧れであると言います。恐らく、『エースをねらえ!』に於けるひろみとお蝶夫人の関係と同じでしょう。

 

スコアは3-0で、3セット目は、6-0でした。ルードは苦戦を強いられました。相手が悪かったとしか言いようがありません。でも、ナダルだって左足の調子が悪くて、医者を帯同しています。決して万全の状態ではありませんでした。でも、ルードの時間になっても、ナダルは落ち着いていたし、これこそが経験の差なのだと思いました。

 

これで、全豪オープンに続く戴冠です。ナダルは年を取るほど進化していく気がします。それなりの闘い方を会得していく、と言った方が正しいでしょうか。今の様子を見ると、まだまだ出来ます。もっともっとナダルのテニスを見ていたいから、どうかしっかり休んで長くテニスを続けてください。

 

 

 

 


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