映画があまりにも有名な『荒野の七人』ですが、実はTVドラマ化されています。1998年から2000年にかけて、2シーズン製作されています。日本で放映されたドラマを見ていましたが、詳しい部分は忘れてしまいました。
が、そのドラマのオープニングです。清く正しくあの音楽が使われています。
キャストは、リーダーのクリスがマイケル・ビーン。『ターミネーター』で、サラ・コナーを救いに来る格好良い彼ですね。そして、ヴィンがエリック・クローズ。『ダークスカイ』の主人公で、ずばり「かなり」がつくハンサムです。ルックスだけを言えば、この二人だけでも、オリジナルを上回るかもしれません。もっとも、存在感やその他を加えれば、比べるべくもないことですが。
オリジナルの名前を使っているのは、このふたりのみ。あとのメンバーは、名前もキャラクターも違っています。ただし、クリスの親友とか、ナイフの達人とか、子供たちの人気者とか、過去の贖罪とか、未熟な若者とか、オリジナルを意識、といいますか、そのものの設定の部分もあります。元宣教師(過去の贖罪の人)という役柄で、ドラマの『美女と野獣』や『薔薇の名前』のロン・パールマンも七人の一人で出ています。私は、クリスの親友役のデイル・ミドキフが好きでしたね。オリジナルでのブラッド・デクスターの役どころですが、こちらは金(きん)ではなく、女性が好き(笑)。
パイロット版では、南北戦争後に南軍の残党に苦しめられるある村から雇われた7人のガンマンが結集するという話で、彼らの出会いと闘いが描かれます。その後は、彼らがある町に住み付き、色々な悪に対峙していきます。
何より嬉しいのは、連邦判事役で、オリジナルキャストのロバート・ボーンが出ていること!さすがにもうガンマンのひとりではありませんが、もっと偉くなった役で、流石の貫録を見せてくれます。このあたり、このドラマ、わかっているんです。
オリジナルに比べれば、ノリは軽いです。完成度も勿論比べるレベルにはないでしょう。でも、『荒野の七人』というタイトルだけ同じの別の七人のドラマとして見れば、これはこれで面白いです。再放送希望ですね。
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『荒野の七人』~TVドラマ版
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