フランスの女優で、かつてアラン・ドロン夫人であったナタリー・ドロンが1月21日に逝去しました。享年79歳。
かつて世界一の美女とも呼ばれことがある人で、同じく世界一の美男と長らく言われてきたアラン・ドロンとの結婚は、世紀の美男美女カップルの誕生となりました。1964年に、ドロンと結婚。夫妻の間には、一人息子アントニーがいます。67年の『サムライ』で、アラン・ドロンと共演して、世界的に有名になりました。
当時、このふたりのことがどのように報道されていたのか、知りません。ただ、私はロミー・シュナイダーが好きだったので、アランとロミーに結婚して欲しかったし、何だかナタリーがふたりの間に割って入ったような感も持っていました。真実は知りませんが、こんなに綺麗な人だったとは……。
他に『個人教授』『八点鐘が鳴るとき』で有名です。
私は、76年の『暗闇のささやき』という映画をみています。共演が、ジョン=フィリップ・ロー、ジョセフ・コットンと豪華でした。内容は忘れてしまいましたが、綺麗な人でした。
離婚はしましたが、ドロンとの関係は良好だったようで、息子のアントニーさんが、昨年のクリスマスを共に過ごす両親の姿をネット上にアップしていたそうです。ドロンのコメントで、「たったひとりのアラン・ドロン夫人だった」っと言っていました。
そういえば、一人だったロミー・シュナイダーの葬儀一式を仕切ったのもドロンでした。ということは、それだけ親交が深かったということでしょう。ドロンという人は、一度愛した人には永遠に尽くす人かもしれませんね。
安らかにお休みください。