坂本選手、おめでとうございます。彼女の演技は、いつもダイナミックさがありましたが、今日の「ピアノ・レッスン」のドラマティックなシーンは、そのダイナミックさにぴったりでした。『ピアノ・レッスン』、曲も映画も好きです。
上位4人は、皆凄かったと思います。僅差で順位がつくのが、可哀想なくらい。
今日、一番感動したのは、三原選手の演技でした。見事な舞。これだけの滑りをして、あれだけの点数を出しても、表彰台に届かないなんて。それでも、親友の坂本選手の優勝を笑顔で受け止めてあげて、本当に仲が良いんだな、と感動しました。
個人的には、もっと前のグループだった細田選手の演技が心に残りました。22歳ぐらいだったかな?どんどん低年齢化していくフィギュア界の女子では、お姉さん格の選手だと思うのですが、フリーでトリプルアクセル2回成功の快挙。ジャンプに特化するのであれば、紀平選手と同じように、もっと取り上げてもいいのではないでしょうか。彼女が、いくつでトリプルアクセルを身に着けたのかは知りませんが、年齢と共にどんどん難しくなるこのジャンプを、大一番で2度決めるのは大した精神力だと思います。
20代になってから、トリプルアクセルに成功したアメリカの長洲未来選手のことを思い出してしまいました。