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ZOMBIELAND
2009年アメリカ映画 コロンビア カラー 87分
監督 ルーベン・フライシャー
出演 ウディ・ハレルソン ジェシー・アイゼンバーグ アビゲイル・ブレスリン エマ・ストーン アンバー・ハード ビル・マーレイ
ある日、謎の新型ウィルスに感染した人間がゾンビ化して人々を襲い、瞬く間に世界はゾンビであふれかえってしまう。そんな中、テキサス州に暮らすひきこもりの大学生コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、独自に編み出した“32のルール”を実践してなんとか生き延びていた。やがて彼は、ゾンビ退治に執念を燃やすタフガイ、タラハシー(ウディ・ハレルソン)と出会い、彼の車に同乗する。そこへ、元は詐欺師をしていた美人姉妹のウィチタ(エマ・ストーン)とリトルロック(アビゲイル・ブレスリン)が合流、4人で旅を続けることに。そして、“ゾンビと無縁の天国がある”という噂を頼りに、ロサンジェルス郊外の遊園地“パシフィックランド”を目指すのだが…。
今をときめくゾンビものですが、2009年の作品ですから、今ほどゾンビがいなかった時期でしょうか。豪華なキャストを並べて、対ゾンビサバイバル物語を、ユーモアたっぷりに描きます。
ウッディ・ハレルソンは、いつものイメージで、カウボーイハットのタフガイとして登場します。彼って、本当にアメリカンの典型みたいな人。タフガイが最大の褒め言葉であるアメリカ人男性そのものだと思います。いや、そういう役が多いということであって、彼自身がそうなのかどうかは知りません。それで、そんな役なのに、ユーモアがたっぷりなんですよね。
オタクな大学生ジェシー・アイゼンバーグは、ウッディ・ハレルソンの対極にいるような人物です。何故、彼がこのゾンビ社会で無事に生き延びていられるのかが不思議はほど。実は、彼には、自分で決めた生き残るためのルールがあるのです。心肺機能を整える、銃を使えること、とどめを刺す、他人への思いやりを捨てる、などのルールを実践することによって生き延びることが出来ていました。あと、彼が引きこもりだからあまりゾンビに出会わないっていうこともあるのかも。でも、案外彼みたいなタイプって、サバイバル能力が高かったりするんですよね。
そんなふたりが巡り合い、一緒に旅を続けるうちに出会ったのが、エマ・ストーンとアビゲイル・ブレスリンの姉妹。この姉妹が、とんでもなくて……。エマ・ストーンの若い頃、多分まだあまり有名ではなかった頃ではないでしょうか。
ウッディ・ハレルソンが、トゥインキーというお菓子が大好きで、好きを通り越して愛していて、探し回る姿が面白いです。これだけ、こだわっていると、トゥインキーというものを食べてみたくなります。
思いっきりサバイバルなのに、ブラックユーモアが効いた作品です。肩の力を抜いて見てみてください。
トレイラーです。