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ＳＴＡＲ ＷＡＲＳ： ＴＨＥ ＬＡＳＴ ＪＥＤＩ
２０１７年アメリカ映画 ディズニー カラー １５２分
監督 ライアン・ジョンソン
出演 マーク・ハミル キャリー・フィッシャー アダム・ドライヴァー デイジー・リドリー ジョン・ボイエガ オスカー・アイザック アンディ・サーキス ルピタ・ニョンゴ ドーナル・グリーソン アンソニー・ダニエルズ ローラ・ダーン ベニチオ・デル・トロ
レイ（デイジー・リドリー）は、孤島で引退生活を送っているルーク・スカイウォーカー（マーク・ハミル）を見つけ、フォースの修行をしたいと申し出るが、断られる。しかし、ルークの側を動かない。レイア（キャリー・フィッシャー）が率いるレジスタンスは、ファースト・オーダーに押されていて、辛うじて崩壊を免れている状態だった。レイは、何とかルークを、レジスタンスに連れ戻そうとするがうまくいかない。そんな中で、レイは自分の中でフォースが強くなっていくことを感じるのだった……。
２０１５年に公開された、新スター・ウォーズ３部作で、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の続編です。前作で、最後に出てきたルーク・スカイウォーカーが復活。とは言っても、孤島で隠遁生活をして、髭ぼうぼうのルークは、あの第１作、じゃなかった４作『新たなる希望』の溌剌としたルーク少年に比べて、明らかに年を取ったくたびれた姿でした。ジェダイとして活躍していたルークの在りし日の姿を知っている身としては、これはショックでしょう。そんなルークに弟子入りしたいレイは、確かにフォースの片鱗を見せます。しかし、ルークは最初は訓練を拒否し、レイを困惑させます。ルークがこんな風になってしまった原因は、甥のカイロ・レンがダークサイドに落ちてしまったからです。ルークといい、オビ＝ワン・ケノービといい、弟子がダークサイドに落ちると、隠遁してしまうようです。でも、オビ＝ワンは、宇宙の平和のために、立ち上がりました。さあ、ルークは？
キャリー・フィッシャーは、これが遺作となりました。映画公開時には、彼女は既に亡き人でした。それを知っている故に、彼女を見ているだけで辛いです。でも、レイア将軍、このシリーズに合わせてきたとはいえ、素敵な年の取り方をしています。ここに、さらにローラ・ダーンやベニチオ・デル・トロなどの芸達者が加わり、キャストも豪華になりました。
さて、新世代であるレイたちですが、頑張っているとは思います。だけれど、スター・ウォーズファンではない私にしてはも、やはり、主演はルークとレイアとハン・ソロであり、彼らの今ばかりが気になるので、彼らの項になると、ちょっとテンションが下がってしまうのは仕方ないことでしょうか。オスカー・アイザックは、前回は格好良かったのですが、今回は駄々っ子のように反抗しまくりでした。
レジスタンスは、粉々に近いくらいに壊され、残るレジスタンスも少なくなりました。このレジスタンスをどのように盛り返すのか、が次回の課題でしょう。キャリー・フィッシャーの出演部分は、CGは使わず、今まで撮ったフィルムでつないでいくそうです。
トレイラーです。