ハッピーエンドが書けるまで [DVD]/ビクターエンタテインメント
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ハッピーエンドが書けるまでBlu-ray/ビクターエンタテインメント
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¥4,860
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STUCK IN LOVE
2012年アメリカ映画 カラー 97分
監督 ジョシュ・ブーン
出演 グレッグ・キニア ジェニファー・コネリー リリー・コリンズ ローガン・ラーマン ナット・ウルフ リアナ・リベラト クリステン・ベル
小説家のビル・ボーゲンズ(グレッグ・キニア)は、文学賞を2度も受賞した高名な作家だった。しかし、3年前に離婚した前妻のエリカ(ジェニファー・コネリー)に未練があって、別の男性と生活するエリカの生活をのぞき見するストーカーまがいのことまでする始末。彼は、エリカが戻ってくる、と信じて疑わなかった。感謝祭では、前妻の席を設けるほどだった。大学生で作家志望のサマンサ(リリー・コリンズ)は、そんな両親の姿を見て愛を信じない頑ななところがあった。そんなサマンサが、初めての小説を出版することになる。高校生の息子ラスティ(ナット・ウルフ)は、父からの命令で、毎日日記を書いている。アルバイトをする代わりに、日記を書いてお小遣いを貰うのだ。そんなラスティは、同級生のケイト(リアナ・リベラト)に恋をしているが言い出せない。男性とは遊ぶだけ、というサマンサに、同じ大学のルイス(ローガン・ラーマン)が近づいてくる。サマンサは、頑なに彼を拒否するが……。
偶然にも、監督のジョシュ・ブーンは、しばらく前に見た『きっと星のせいじゃない。』の監督さんでした。彼のデビュー作が、今回の作品です。どうも私は、この人と縁がありそうです。
一家は物書きばかりです。父親は既に高名な作家です。娘も作家を目指し、大学在学中に処女作を出版します。彼女のことが好きだと近寄ってくるルイスも物書きを目指していて、こちらはミステリー専門。「将来のパトリシア・コーンウェルだ」なんて言われています。そして、高校生の息子ラスティも、父親に日記という形で文章を残すことを叩きこまれ、物書きへの道に憧れています。何とも羨ましいことです。
サマンサは、別れて暮らす母とは、徹底的に接触を断っています。彼女は、母が許せないのです。そして、母を待つ父に、母のことは忘れて、前に進むように言うのです。でも、父は、それが出来ない。
父親役のグレッグ・キニアは、90年代にはラブコメなどに出ていましたが、今回はなかなか貫録があって、子供たちにも理解があるナイスなパパ役でした。グレッグ・キニアも、こんな役を演じる年になりましたか。妻役のジェニファー・コネリーには、もっと驚きですが。そして、グレッグ・キニアのアバンチュール相手にクリステン・ベルが出ています。『ヴェロニカ・マーズ』のヒロイン、大好きでした。彼女もそれなりに年を取りました。今では、『アナと雪の女王』のアナの声の出演、と言ったほうがわかりやすいのかも。
物書き一家だけあって、普通の家族のようでありながら、ちょっとずつ変なんですね。でも、そこが面白い。
そして、本好きなら嬉しくなる映画でもあります。息子がガールフレンドにあげるプレゼントが、スティーブン・キングの『IT』。他にも、色々な作家の名前が、ポンポン出てきます。そして、何とスティーブン・キングからの電話の声を演じるのは、キング本人。
どんなに小説の才能があったとしても、やはり悩みはある。いやいや、他のところで悩みは尽きない。笑えて、ちょっぴり泣ける爽やかな映画でした。
トレイラーです。

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2012年アメリカ映画 カラー 97分
監督 ジョシュ・ブーン
出演 グレッグ・キニア ジェニファー・コネリー リリー・コリンズ ローガン・ラーマン ナット・ウルフ リアナ・リベラト クリステン・ベル
小説家のビル・ボーゲンズ(グレッグ・キニア)は、文学賞を2度も受賞した高名な作家だった。しかし、3年前に離婚した前妻のエリカ(ジェニファー・コネリー)に未練があって、別の男性と生活するエリカの生活をのぞき見するストーカーまがいのことまでする始末。彼は、エリカが戻ってくる、と信じて疑わなかった。感謝祭では、前妻の席を設けるほどだった。大学生で作家志望のサマンサ(リリー・コリンズ)は、そんな両親の姿を見て愛を信じない頑ななところがあった。そんなサマンサが、初めての小説を出版することになる。高校生の息子ラスティ(ナット・ウルフ)は、父からの命令で、毎日日記を書いている。アルバイトをする代わりに、日記を書いてお小遣いを貰うのだ。そんなラスティは、同級生のケイト(リアナ・リベラト)に恋をしているが言い出せない。男性とは遊ぶだけ、というサマンサに、同じ大学のルイス(ローガン・ラーマン)が近づいてくる。サマンサは、頑なに彼を拒否するが……。
偶然にも、監督のジョシュ・ブーンは、しばらく前に見た『きっと星のせいじゃない。』の監督さんでした。彼のデビュー作が、今回の作品です。どうも私は、この人と縁がありそうです。
一家は物書きばかりです。父親は既に高名な作家です。娘も作家を目指し、大学在学中に処女作を出版します。彼女のことが好きだと近寄ってくるルイスも物書きを目指していて、こちらはミステリー専門。「将来のパトリシア・コーンウェルだ」なんて言われています。そして、高校生の息子ラスティも、父親に日記という形で文章を残すことを叩きこまれ、物書きへの道に憧れています。何とも羨ましいことです。
サマンサは、別れて暮らす母とは、徹底的に接触を断っています。彼女は、母が許せないのです。そして、母を待つ父に、母のことは忘れて、前に進むように言うのです。でも、父は、それが出来ない。
父親役のグレッグ・キニアは、90年代にはラブコメなどに出ていましたが、今回はなかなか貫録があって、子供たちにも理解があるナイスなパパ役でした。グレッグ・キニアも、こんな役を演じる年になりましたか。妻役のジェニファー・コネリーには、もっと驚きですが。そして、グレッグ・キニアのアバンチュール相手にクリステン・ベルが出ています。『ヴェロニカ・マーズ』のヒロイン、大好きでした。彼女もそれなりに年を取りました。今では、『アナと雪の女王』のアナの声の出演、と言ったほうがわかりやすいのかも。
物書き一家だけあって、普通の家族のようでありながら、ちょっとずつ変なんですね。でも、そこが面白い。
そして、本好きなら嬉しくなる映画でもあります。息子がガールフレンドにあげるプレゼントが、スティーブン・キングの『IT』。他にも、色々な作家の名前が、ポンポン出てきます。そして、何とスティーブン・キングからの電話の声を演じるのは、キング本人。
どんなに小説の才能があったとしても、やはり悩みはある。いやいや、他のところで悩みは尽きない。笑えて、ちょっぴり泣ける爽やかな映画でした。
トレイラーです。